ケガをしたら
2018年08月20日
滑って転んだり、ぶつけたりしてケガをした際にやるべきこと
急性期(ケガ当日~2日間)
安静
冷やす
圧迫する
挙上(患部を心臓より高くする)
これをしっかりやるとやらないじゃあ治りが変わってきます。
・安静
安静は割と皆さん痛いのであまり動かさないので自然とやっていると思います。
中には試合中に負傷して我慢してやってしまったりということもよくあります。
・冷やす
冷やし方
氷嚢又は透明な袋に氷を10個位入れて少しお水を入れます。
袋の空気をしっかり抜いて水が漏れないように閉めます。
袋の場合は穴が開いた時のために二重にしておくといいですよ。
10~15分位しっかり冷やします。これを2時間おきに繰り返します。
この時冷たすぎると皮膚が凍傷になってしまいますので、薄いタオルの一枚上から患部を冷やして下さい。
圧迫
アイシングと一緒に弾性包帯などで止めてあげるといいと思います。
挙上
足を例に出すと、寝ているときに患側の脚を枕か何かで心臓より高い位置で置いておくと、腫れの予防になります。
これをRICE処置といって、48時間はこの処置をすると悪化を防ぎます。
ケガの時はこの知識があると腫れを最小限に出来るので、早く良くなります。
せめて安静と冷却はしっかりやって頂くと治りが早くなると思いますので、ケガをした際はぜ実践してみて下さい。
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野球肘
2018年08月18日
野球をやっている方は一度は肘が痛くなる経験はないでしょうか?
エンゼルスの大谷選手も肘の痛みに悩まされています。
特に成長期の小・中学生に多くみられます。
なぜ小・中学生に多いかと言いますと
・投球動作が未熟なため
・成長期のため、体の柔軟性が低下している
・チームにピッチャーが少なく投げすぎてしまう(オーバーユース)
・ストレッチなどの準備・整理体操をあまりしない
など上げるとたくさん出てきます。
成長期が終わり骨端線(成長線)がふさがると、強い骨になります。
そうなると肘にかかる負担は靭帯にかかり、靭帯が損傷してしまいます。
成長期は骨端線(成長線)がまだふさがってないので、肘にある骨端軟骨は大人の骨より柔らかいため、靭帯に負荷がかかり付着している骨が剥がれてしまうようになります。
そうなると、骨折が治るまでボールが投げられなくなります。
選手には大変ストレスが溜まります。
完全復帰には半年から1年かかります。
しっかり治らないままボールを投げると、骨がくっつかなくなってしまうので、いつまでも痛みが残ります。
私の経験だと小学校5・6年生、中学1年生に多いです。
たぶんこの頃はチームの中心選手になるので投げる数が多くなるからと思います。
そうなる前に、予防する知識が重要になります。
投球開始時期や、一日の投球数など様々な知識をつけることで、ケガのリスクを減らすことは可能です。
澄川こすみ整骨院ではケガをしない体づくりを提案していきます。
下肢・股関節まわり、体幹の筋肉の柔軟性を改善したり、肘に負担のかからない投球動作を指導していきます。
不安のある方はいつでのご相談下さい。
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